なぜ理美容師は国家資格なの?
今回はみなさん意外と知らない”国家資格”について
なぜ理美容師さんって国家資格の免許がないとできないかご存じでしょうか?
理美容師さんっていうと髪の毛をカットしたり、顔そりをしたり、カラーやパーマ等技術で容姿を整える「技術職」っていうイメージかと思いますが、世界で理美容師の国家資格がある国は少数だったりします。
日本で理容師が国家資格になったのは1947年(昭和22年)で、当時戦後の混乱で世の中の衛生環境があまりよくなく、結核などの感染症が蔓延していました。店内での感染を防ぎ、健康で衛生的な暮らしを営めるようにするために消毒などの方法を理容に従事する人たちに周知させるため国家資格になりました。なので、昔は理容所には蓋つきのたんツボをおかなければならないという決まりもありました(今はその記載はありませんが)。
つまり、理(美)容業は世の中の衛生管理をになう「生活衛生業」なのです。
昨今コロナウィルスの蔓延や、肝炎、HIVなど今まであまりなじみのなかった感染症の広がりも懸念されています。
当店はそんなこともあり、お客様が安心安全にご利用いただくため消毒などの衛生管理には力を入れており、”精神衛生”の部分でもフォローできるよう心理カウンセラーの資格も有しております。